犬と私 106 そのいたずら、誰が悪い?

犬と私 106 そのいたずら、誰が悪い?

先週末、幼稚園と保育園、合同の運動会も無事に終わり、ひと段落した気分のこの頃です。

今日は振替休日でしたので、猫のポッちゃんにちゅ~るを届けたついでに、母の毎年の楽しみ、タイサンボクの花も見に行くことができました。

目的はタイサンボクのみ・・・なので、公園の滞在時間は10分もなかったです。

さて、先日の出来事なのですが、寝返りやうつ伏せでの回転などを駆使して、自由自在に動けるようになった次男君が、お兄ちゃんの漢字ドリルをかじってしまう事件がありました。

次男君が動けるようになる前から、何かにつけて、物を床に置いてはだめ、手が届かない場所に片づけること、特に口の中に入ったら危ない小さな物には気をつけてね、と口酸っぱく言い続けてきたのですが、みんなリビングで過ごすので置きっぱなしはままあります。

いつもは次男君大好きなお兄ちゃんが、初めて本気で怒って、周りにも八つ当たりするほどでした。

次男君が悪い!というお兄ちゃん。

次男君は今は何でも口に入れる時期で、悪いことが何かも分からないから、周りが気をつけて過ごすしかないという母。

(そもそも、口に入れるのは悪いことではなく、正常な発達過程の行動)

このように話が平行線だったのですが、お兄ちゃんが赤ちゃんの時にも同じようなことがあった(私の仕事の資料をビリビリにしていた)という話をすると、次第に聞く耳を持ってくれるようになりました。

資料がビリビリになって、その後どうしたの?怒らなかったの?とお兄ちゃん。

お兄ちゃんには怒らないよ。やられた~、やっちゃった(置いてしまっていた~)となって、片付けただけだよ、と母。

この話が腑に落ちたのか、最後には、置きっぱなしにしていた僕も悪かったし、次男君のことをちゃんと見ていなかったパパも悪かったね!(実はパパに次男君をお願いしていた時に起こった出来事でした)と、納得してくれて事件は解決しました。

お兄ちゃんとやり取りしながら、ワンちゃんのいたずらへの解釈の違いと全く同じだな~と感じていました。

何でも口に入れて、いたずらして困るというお悩みがありますが、解決方法は…ここまで読んで頂けた方には分かりますね。

もちろん、片付けるだけのアプローチでは足りなくて、その欲求を叶えてあげられる環境を整えることも解決方法の一つです。

我が家の次男君も、今あるおもちゃに飽きてきたようなので、今日はお兄ちゃんが昔使っていた積木を引っ張り出してきました。

いたずらされてすぐのお兄ちゃんのように、いたずらした本人(犬)を責めるのではなく(ましてや叱っていると問題が余計に拗れます)、どうすればお互いの希望が叶って暮らしやすくなるか?の視点で考えてみて頂きたいと思います。

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