方向転換をする時はどちら回り?〜犬と私230〜

方向転換をする時はどちら回り?〜犬と私230〜

お散歩で方向転換をするときに

リードの引っ張り合いになっていませんか?

 

綱引きの要領で、リードは人が引けば引くほど

犬も引っ張り返してバランスを取ろうとします。

リードに頼らないお散歩

リードは安全のためにある

どんなにお散歩上手で、うちの子は勝手に

どこにも行かないと飼い主さんに自信がある

場合でも、リードの装着は安全のために必要です。

絶対はないので、うちの子のためであり

周りのためでもあります。

 

では、リードをぐいぐい引き合いながら

手や腕が疲れる〜というお散歩になっている方はいませんか?

 

それでは物理的に犬の身体と飼い主さんの身体

双方に負担がかかるだけでなく、

お散歩をお互いにリラックスして楽しむことができませんね。

 

リードはついているけれど、ノーリードのような

感覚で歩くことを目標に持っていただけると良いと思います。

 

そのためにはリードの取り扱い方だけでなく

声のかけ方、飼い主さんのボディランゲージなど

リード以外でのコミュニケーションも重要になってきます。

 

今日はその中でも、1つのボディランゲージを

見てみたいと思います。

方向転換したい時の回り方

進行方向に犬連れの方が見えたので道を変えよう…など、

Uターンしたい時に、皆さんはどちらに回りますか?

 

この図では左に向かって歩いている時に

Uターンをする場合、右回りの赤い矢印と

左回りの紫の矢印の2パターンが描かれています。

 

皆さんはどちらで回りますか?

どちらで回ってもついてきてくれるのが

1番ですが、何かが気になってその場を

離れられない時には紫の左回りをおすすめします。

 

要は犬の前を遮るように歩いて回っている

ということですので、図とは違って

ワンちゃんが飼い主さんの右側にいる場合は

右回りをして遮るように歩く形になります。

 

犬が見ているものを遮る動きは

カットオフシグナルと言われ

犬同士でも使われていますので

犬にとっては理解しやすい動きです。

 

今見ているもの、今している行動から

意識を逸らして、中断してほしい時に

使える動きです。

 

実際に何かに執着している時ではなく

何もない時についてきてくれるかな?

と犬のいる側から回ってみてくださいね。

 

ついて来てくれたら、たくさん声をかけて

褒めてそのまま歩いていきましょう。

 

たくさん練習しておくと、本当について来て

ほしい時にも上手くいきやすいですよ。

 

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