ボディランゲージを知ろう～犬と私428～
昨日の続きです。
飼い主さんと離れた場所で繋がれて、不安そうにしていた犬。その子が出していたサインはどこか分かりましたか？
以下に太字で示しますね。
【それを見た犬の尻尾がしょんぼりと見事に下がって、その後に地面をくんくん嗅いでから、また不安そうな顔で立ち尽くす姿に戻りました。遊んでいる子が犬の近くを走り抜けると、耳が後ろに下がったり、少し後ずさりをしたり、鼻をペロッと舐めたりしていました。】
どうでしょうか？これらのサインは、不安や動揺からきているサインですね。
実はその後もまた、同じ犬の同じ繋がれた状況に出会いました。
今度は、他のお散歩中の犬が複数、その子のそばを通り過ぎている状況でして、前回とは違ったボディランゲージが見えていました。
尻尾は高く振っていて、ワンワン！吠えています。相手の犬が近づくと、前足を低くお尻を高くする動きを何度か見せました。
その子は繋がれていますが、相手に近づこうとしています。相手が離れてもずっとそちらを見て吠えていました。
身体全体に力が入っておらず、目もやさしく、前足を低くお尻を高くする動き＝プレイバウをしていましたので、他犬に対してとてもフレンドリーな様子が見てとれました。
人だけが通り過ぎるのとは全然違う様子で、とても興味深く観察（さり気なくです）させてもらいました。
昨日もご紹介しましたが、こちらのポスターにあるようなボディランゲージは犬の気持ちを知る上で、ぜひ知っておきたいですね！
