あるものに目を向けよう〜犬と私246〜

あるものに目を向けよう〜犬と私246〜

お寺さんのお話を聞く機会があり

うんうんと頷くことばかりでしたので

シェアさせていただきます。

人は外ばかり見て内面をなかなか見ることができない

外ばかり見ていると引き算しかできなくなる

人は誰かと比べて、あれができない

これを持っていない、あの人はいいなと

羨んだり妬んだりして、自分に引き算…

マイナス点をつけてしまいやすいそうです。

 

そうなると、いつかは0点になる。

0点になったら、絶望に陥るわけです。

 

そうではなくて、今あるものに気づく。

例えでは、歳を重ねることについて

お話をされていましたが

若い頃のように走れなくなった…と

引き算をするのではなくて、【まだ歩ける】と。

 

物忘れが激しくなったと嘆くのではなくて

【まだ話ができる】と

あるものを見るようにすれば

0点にはなりませんよ、というお話でした。

 

この考え方は自分に厳しすぎたり

人と比べて落ち込みやすい人は

知っておくと心が楽になりますね。

 

誰しも完璧はなくて

綺麗なものだけでできている人もいなくて

綺麗と汚いの両方がある。

 

それを受け入れた上で、どう生きるか?を

問われていました。

 

犬に対しても、うちの子と他の子を比べて

うちは〇〇ができない

あの賢い子の飼い主さんが羨ましいと

嘆いてばかりでは、犬も可哀想ですし

何も良いことはありません。

 

羨むあの子も、昔はうちの子と同じだった

かもしれませんし、それ以上に大変な過去が

あるやもしれません。

その飼い主さんが、熱心に頑張った結果かもしれませんよね。

 

そういう所への想いを馳せず

安易に目の前の表面的なこと

外のことばかりに目を向けていると

やはり自分を苦しめてしまいますし

犬をも苦しめます。

 

今あるもの、私たちの命もうちの子の命も

代々のご先祖様から繋がって存在しています。

 

こうして一緒に暮らせるご縁に感謝して

一緒に楽しめる工夫をしていけると

良い人生・良い犬生を送れそうですね。

 

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