成長は変化〜犬と私265〜

成長は変化〜犬と私265〜

最近、下の子(2歳)が怖い夢を見たのか

夜に泣いて呼ぶことが2回ありました。

 

ママーと泣いているので、

抱っこして、一緒に寝ようと横になると

すぐに寝直すのですが、これも成長の1つ

だなと思った出来事でした。

幼児の話から犬のことを考える

先程の夢の話。

きっと、怖いか不安を感じるような夢を

見たから泣いて呼んだのでしょうが

そのような複雑なストーリーのある夢を見る

ようになるのも、成長したからこそだと

しみじみ思いました。

 

言葉も最近は「助詞」を入れた会話が

できるようになってきて

笑ってしまうような、一丁前の返しもします。

 

例えば、自分も兄姉と同じだけオヤツを

たくさん欲しい時などには

「名前○○、もう大きいよ!」と

(大きくなったから、同じように食べられると主張)

 

もう大きいよ、大きくなるよ、のセリフは

ブームなのか毎日言っています。

 

その中でたまに、できる事をしたくない、

甘えたい時には

「名前○○、まだ小さいよ。」と

赤ちゃんであるとアピールします。

 

この使い分けが、私はとても面白くて

いつも笑ってしまいます。

 

秋には3歳になるのですが、

犬も人の3歳くらいの知能があると言われています。

人の3歳と犬の知性

犬もそれほどに、感情豊かで、観察力があり

過去の経験から先を予測した行動をとることもでき

十分にコミュニケーションが取れます。

 

しかし、イヤイヤ期のある幼児と同じで

犬も感情のコントロールは時に苦手とします。

 

小さな子どもが繰り返し、周りから教わり

自らも経験を通して学んでいくことで

世の中のルールを知っていくように

犬も経験と教育により、人と暮らすルールを知ります。

 

教えてあげなければ、

赤信号も渡ろうとする幼児と同じで

犬も人が困る行動を悪気なくします。

 

子どもが成長すると、自分でご飯を食べて

オムツが外れ、1人で眠れるようになり

親と離れても平常心で過ごせるようになります。

はじめは親と自分、家族と自分の小さな社会で

だけ生きていた子どもが、幼稚園や小学校

お友達に地域の人と社会が広がり交流が広がり

家族以外と過ごす自分も確立していきます。

 

子どもはどんどん自立に向けて

できることが増えていくのですが

親が感じるお世話の大変さや悩みは

年々、少なくなるか?と言えば

そうであるとも言えるし

そうでもないとも言えるような…

 

その時その時で、また違う悩みや大変さがある

というのが答えなような気がします。

まだ、上の子が幼稚園の時に

先輩ママさんからは

小学校の方が大変と聞かされました。

 

今となっては、たしかに…物理的なお世話は

年齢が上がれば減りますが、何かあった時の

心配や悩みといった精神的な負担は

年齢が上がった時の方がヘビーな気がします💦

 

犬の場合は、完全に自立するということは

ありませんが、成長に伴って

お留守番が平気になったり

飼い主さんがいない外の世界でも平常心で

いられるようになり、経験が増えると

それを活かした行動も見えるようになります。

 

飼い主さんとの暮らしも、年々

お互いに馴染んできて、阿吽の呼吸

以心伝心のような気持ちになれる程

心のつながりを感じられるようになると思います。

 

犬の場合は子犬から成犬になって、駆け足で

老犬になってしまいますので、

犬の経験と学習による行動の変化だけでなく

ライフステージが変わることでの行動の変化が

大きく影響してきますね。

 

そこが、どんどん出てくる飼い主さんの

悩みにもつながってくるように思います。

 

結論。大変なこともあるけどそれ以上の喜びがある犬との暮らし。

物理的なお世話の大変さも

子犬期で終わりではなく

シニア期に介護が必要になる場合には

また大きな悩み、大変さとなります。

もちろん、最後の看取りの大変さ、辛さも

想像以上かもしれません。

 

子育ても犬育ても、大変なこと、悩むことが

いっぱいで、可愛くて癒されるだけ

では決してありませんね。

命ですから責任が大きいです。

 

それでも、一緒に暮らすからこそ感じる

楽しさ、喜び、愛おしさ

良いも悪いも含めた、たくさんの犬との経験が

かけがえのないものであると

皆さんは知っていると思います。

 

犬の成長は、自分にとってうれしい変化ばかりではない。

これを受け入れながら試行錯誤。

綺麗なだけじゃない日常のバタバタの中で

犬との暮らしの中にある幸せに気づくことが

できたら、悩んで投げ出したくなる日があっても

また頑張れそうですね。

 

投げ出したくなる時は、周りに相談してくださいね!

 

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