個性から原因を探る〜犬と私283〜
トイレのしつけが上手くいかず
大きな悩みになっていますか?
トイレの教え方、基本はもよおした時には
トイレにいられるようにする管理と
トイレの成功を十分に褒めることです。
(特別な美味しいオヤツも使って)
トイレが成功しやすい環境をつくって、
成功を褒めることがコツとなります。
しかしこれが一筋縄ではいかない子も多いわけで。
トイレのしつけが難しくなっている原因から
探っていかねばなりません。
個性が出るトイレ事情
たとえば、とってもきれい好きなタイプ。
少しでもトイレが汚れていたら
もうそこではしたくない、という子もいます。
そのようなタイプの子には、たとえ
トイレシートの隅に10円玉の大きさの
おしっこであっても、シートの交換が必要です。
勿体無いので、汚れた部分だけを切って
新しいものと重ねて使う方法もありますが
中のポリマーが出やすいので気をつけて下さいね。
他にも、自分の家は汚したくないタイプ。
ベッドもあるサークルの中のトイレは使いたくない(離れた所にあるトイレは使う)
や、室内は絶対に嫌!お庭ならいいよのタイプ。
さらには、お庭も嫌!敷地から出たらいいよのタイプ。
本当に個性豊かです。
先程の少しでもトイレが汚れていたら嫌と
いうのはトイプードルちゃん。
室内トイレは嫌というのは柴犬ちゃんに多いです。
皆さんのお家のワンちゃんはいかがでしょうか?
本来の犬としての行動で考えると
室内より室外で、また1箇所ではなく
複数箇所での排泄が当たり前です。
【室内トイレで1箇所、しかも寝床に近い位置にある】
というのは、本来の習性からは離れたことを求めていますので
覚えてもらうまでに、すんなりいかない子も多いのでしょうね。
トイレのしつけは、タイミングを把握して
連れて行くことから始まりますから
最初は付きっきりになります。
(目を離す時はトイレのあるスペースに
いさせてあげると安心です)
人のオムツ外しと同じで、大変な子もいますが
みんなオムツが外れるように
犬も覚えてくれますので根気よく教えてあげましょう。
短期集中でしっかりついて、
教えてあげるのがおすすめです!