犬もみんなで育てる〜犬と私285〜
犬との暮らしが大変
という声はよく聞かれます。
大変さを感じる度合いは
飼い主さんの受け取り方と
必要な情報が届いているか?
によっても変わってきます。
何が大変なのか?
犬を迎えて、大変!と思うのは
どんな時でしょうか?
排泄を部屋のあちこちにされてしまった時?
いたずらで、部屋が荒らされた時?
甘噛みが酷くて傷だらけになった時?
お散歩で四方八方、走り回られた時?
上記の例では、どれもその時は大変です。
しかし、大変ながらも可愛い
いたずらが酷すぎて逆に笑える
といった心の余裕がもてるといいですね。
これから犬を迎える方は
犬と暮らして起こる【あるあるな大変なこと】
を事前に知っておいていただき
そうなった時に、来た来た!と楽しめるような
心づもりができているといいかなと思います。
それに加えて、大変さをなるべく
減らすための暮らし方
接し方の情報も得て、備えておきましょう。
トレーナーさんから迎える前の準備や
迎えてからの暮らし方の
アドバイスをもらうのもおすすめです。
大変だけど、この子は普通に犬として
成長していると分かっていて暮らすのと
こんなに大変で、このままでは
もっと大変になっていくのでは?と
不安を抱えながら暮らすのとでは
雲泥の差です。
ぜひ相談できる人を周りに見つけて
悩みや不安をずっと抱えたままで
過ごしてしまわないようにされてください。
せっかくの犬との暮らし
楽しめないのは勿体ないです。
失敗も笑い話にできる仲間を見つけることが
気持ちを楽にして、犬と暮らせる
1番の秘訣かもしれませんね。
人の子育ても孤独の孤育てにならないように
と言われているように、犬もみんなで育てる
意識をもってみませんか?
家族のみんな、獣医さん、トリマーさん、
トレーナーさん、お友達…
複数の手と目で関わってもらい
成長を一緒に見守ってもらえる体制で
犬と暮らすのが当たり前になるといいなと思います。
犬と暮らし始めるのは簡単ですが、
犬とお互いに上手く暮らせるように
なるまでには、紆余曲折あります。
それが大変でもあり、喜びでもありますね。