嫌な気持ちを受け入れる〜犬と私286〜

嫌な気持ちを受け入れる〜犬と私286〜

抱っこしようとすると、

逃げてなかなか捕まらない。

 

撫でてあげようと手を伸ばすと、

距離を取られる。

 

このような事が起こり始めたら

一度原因を立ち止まって考えてみましょう。

嫌を認める

後退りする犬を、そのまま引っ張って

抱いてしまう事、ついありませんか?

そのような時、犬は舌をペロッと出したりなど

カーミングシグナルも出ていることが多いです。

 

カーミングシグナルの意味を知らなくても

後退りする、逃げるといった行動だけでも

十分に犬の気持ちは分かりますね。

 

捕まえられたくない

抱っこされたくない

という、それは嫌だなという気持ちです。

 

この気持ちが出ることが悪いのではなく

まず、あ、嫌なんだ…と認めてあげてほしいです。

 

さらに、嫌がらずに受け入れてくれる方法を

考えて、実行してみましょう。

 

捕まえるのではなく、その場はハウスに入ってもらう。

オヤツをあげながら抱っこする、など

状況によって様々ですが、無理矢理に

事を進めないようにします。

 

めんどくさいから、そのままえいっ!と

捕まえてしまう…というのは、今は

捕まえる事ができていても、日々

信頼の貯金を減らしています。

 

そこから我慢の限界で、ある日

ウーと唸り始めたり、やめてよ!と

強く示すためにカプッと?ガブリと?

咬むこともあります。

そこまで追い詰めないであげましょう。

 

人が追いかけ回して

退路を塞いで捕まえるのではなく、

犬が喜んでついてきてくれて

自ら懐に入ってきてくれるように。

 

そうなる為には、嫌がる事をそのまま

強行しないだけでなく、それ以上に

一緒に過ごして楽しい!安心できる!

そばに行くとうれしい!

抱っこされるのも悪くないな…と

思えるような日々の暮らしが大切です。

 

自分から膝に乗ってくれるようになる所から

練習すると抱っこもスムーズにいきやすいです。

 

犬との関係性の問題は、これ1つ練習すれば

良くなりますよ、ということではなく

日々の暮らしの中での関わり方、一つ一つの

積み重ねの結果として現れています。

 

信頼、信用される飼い主でいられるように

していきたいですね!

 

 

ランキングに参加しています。
犬にやさしいしつけが広まるように、応援よろしくお願いします。
(下のバナーを押して、ページが変われば完了しています)

にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村