撫でられることを嫌いにしないコツ〜犬と私339〜

撫でられることを嫌いにしないコツ〜犬と私339〜

犬のことを学べば学ぶほど

犬が人を思う愛情は本当に深いことが分かります。

 

犬にとって、飼い主さんのそばにいることや

触れ合いはとても重要。

 

食事•睡眠•運動•触れ合い…と言えるくらい

食事や睡眠、運動と同じく

必須なものになっています。

 

そんな大好きな飼い主さんとの触れ合いが

嫌になる子がいるのはなぜでしょうか?

 

元々、接触に敏感だった?

子犬の頃の甘噛みで、叱られて嫌になった?

お手入れから嫌いになった?

 

原因は1つではなく、複数あります。

その中の1つ、

撫でられることが「不快」になっていた

を今日はそうならないように考えてみます。

 

犬が撫でて欲しいと近くに寄ってきた時、

ヨシヨシしてあげると思います。

また飼い主さんの方から

撫でに行くこともありますね。

 

どちらのパターンであっても、

犬がその撫でられ方(力の強さ、場所、飼い主さん

の姿勢など)を受け入れている状況であるか?

好ましいと思っているか?

それとも、ちょっとそれは嫌だなぁと

思っているのか?

 

犬の表情や全体のボディーランゲージを見ながら

撫でてあげるようにしましょう。

 

かと言って、犬の顔色を伺ってオドオドと

心配そうに不安そうに接触するのは逆効果です。

 

リラックスして犬と触れ合っていただきたいのですが、

犬を観察する目を持つことを頭の片隅に置いてみてください。

 

犬がもっともっと!と飼い主さんの撫で方に

喜んでいる場合は、飼い主さんにより近づこうとしてきますね。

 

反対に少し嫌だなぁ

飼い主さんちょっと落ち着いて欲しいなぁ

なんて思うときには、顔を背けていたり

体がそっぽ向いていたり、後ずさりをしたり

物理的に離れていってしまうかもしれません。

 

その状態に対して

まずは気持ちを受け入れてあげて

深追いをしないことをお勧めします。

 

「犬が離れたら、撫でるのもおしまい!」

「嫌そうなボディランゲージがあれば、

撫でるのを止めたり、撫で方や場所を変えてみる」

 

このシンプルなルールを守るだけで

嫌なことを我慢させずに済みます。

 

犬は自分が離れることで、

いつでも撫でるのをやめてもらえる状況である。

 

この犬が撫でられることを、

「自由にコントロールできる」ことが大切です。

 

嫌だったらいつでも、自分の意思でやめられるよ。

この約束があるとないとでは、心の余裕が変わってきますよね。

 

ご家族やお友達など、犬と触れ合う方の中に

お子さんがいる場合は、とくにこのルールを

教えてあげてくださいね。

咬まれてしまう事故も減らせるはずです。

 

 

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