思春期と向き合う〜犬と私340〜
迎えた子犬はあっという間に思春期に入ります。
犬の思春期は生後7ヶ月ごろから始まりますが
この頃から、それまでとは違った様子を見せ始めます。
今まで吠えたことのないものに吠える。
物音に敏感になる。
今までできていたことが、できなくなる。
怒りっぽくなる。
怯えやすくなる。
力を見せつけようとする。
人からすると対応が難しくなる…というわけです。
この時期の感情の揺れ、行動の変化に
飼い主さんも振り回されやすいのですが
あまり深刻に捉えずに「そんな時期だ」を
合言葉にやり過ごすことがオススメです。
子犬の酷い甘噛みに、なんとかしないと!と
思って厳しく接する、
叱ることで問題が拗れるように
思春期のお悩みも、戦ってしまっては
長引く問題へと悪化しがちです。
そのような時期だというのを受け入れながら
根気よく穏やかにルールを教える。
人が模範となって、穏やかであること
フレンドリーであることが大切です。
その子の生まれ持った気質もありますが
それ以上に置かれた環境からの影響が大きいです。
犬にとって1番の環境である飼い主さんが
楽しく笑顔で暮らすことが大切ですね!