場合によっては擬人化も役立つ〜犬と私550〜
犬を擬人化するのは良くないと言われますが、場合によっては子どもと同じと考えてみることで、犬の育て方のヒントが見えてきます。
たとえば、お留守番中にいたずらをして、家の中が荒らされてしまっていた場合。
帰宅して見た部屋の惨状にコラー!!と言う前に、落ち着いて考えてみましょう。
犬はもともとが孤独に弱いうえに、人の子どもの知能で2〜3歳と考えると、お留守番が寂しかったり退屈に感じることも想像できます。
だからと言って、お留守番してもらわないと生活ができませんので、じゃあどうするか?を考えてあげたいですね。
- お留守番中に遊べるものを用意する
- お散歩や遊びをお留守番前に十分にしておく
- 長いお留守番の時は、途中で見にきてくれる人を探す
子犬や若い犬たちは、時に飼い主さんから一時も離れられず、トイレやお風呂にまで後追いすることもあります。
他の家族がいても特定の人がいなくなると、鳴いて呼ぶこともありますね。
この様子も子どもとそっくりです。
後追いもオッケーの精神で、しばらくの間は安心させてあげること。本人が納得するまで後追いさせてあげることも必要ですね。
そのうち、一緒に行こう!と言っても行かないくらいになる日が来るかもしれません。
これから暑くなる季節。お留守番の時にクーラーは必要ですか?という質問にも子どもと同じで考えてみます。
もちろん必要ですね。犬の方が子どもより暑さに弱い気もしますので、より必要だと思います。
言えないだけで犬も暑いです💦
お散歩やお出かけで外に出ることも、子どもと同じだと考えると必要なことだと分かります。
子どもが外に出ることでご近所さんと挨拶をしたり、公園で年の近い子と遊んだりして、人付き合いを学ぶように、犬も外の世界を学びます。
犬は犬として生きていますので、感覚が人とは違うところもありますが、感情は同じように持っています。
犬としての幸せは、犬らしくあることの中に人に近い部分もたくさんあるのだと分かりますね。