老いのサインを穏やかに受け止める〜犬と私551〜
飼い主さんと、ワンちゃんの老いについて話題になることがあります。
実際に10歳を超えてきて、目に見える衰えがある子もいます。
- 白髪が出てきた(顔が黒や茶色の毛の子は分かりやすいですね)
- 寝ている時間が長くなった
- お散歩や遊びがすぐに疲れる
- お散歩に行きたがらない
- 呼んでも振り返らない
- 寝ているとなかなか起きない
- 段差が登れない、降りられない
- 同居犬に負けるようになる
- 太ももの筋肉が落ちて細くなる
- 足がよろける時がある
- 歩く時に足の上がり方が小さくなった(すり足に近くなる)
- 部屋の隅で物と物の間に挟まって出られなくなっている(バックができない)
- いつも反応していた刺激に反応しなくなる(インターホン、家の前を通る人、家の前で停まる車、雷、花火)
- トイレの失敗が増える
以上はよくある老犬の様子です。
最初の頃は老いだと気づかずに怒ってしまう場合もあるようですので、このようなことがあると知っておけば、温かく見守れますね。
老いのサインが見えると寂しく感じてショックを受ける方も多いです。しかし、犬たちはいつも今を生きています。
できていたことができなくなってプライドが傷ついたように見える子もいますが、それでも人のようにいつまでも過去の栄光に縋ったりはしません。
私たちも寂しさを感じながらも、今を一緒に楽しむことに焦点を当てませんか?
その子の体力、体調に合わせながら、今を楽しく過ごせるように、サポートをしていきたいですね。