人への関心を育てよう〜犬と私588〜
人にあまり関心がない
犬とばかり遊びたがる
人と一緒に遊ばない
など、極端に人への関心、興味が薄い子がいます。
多頭飼育で人と関わる機会より、犬同士で交流する方が多い。
犬同士で遊ぶ楽しさは知っているけれど、人と遊ぶ楽しさは知らないまま育った。
などの場合に、人への関心が少ない状態になる時があります。
そうすると、意思疎通がしづらく、一緒に暮らしにくいところが出てきます。
何より、家族として一緒に暮らしているのなら、もっと意思疎通ができて、交流を楽しめる関係が良いですよね。
関係を良くするためには、しつけでどうこうするよりも前に、楽しい交流を増やしましょう。
- 話しかける機会を増やす
- 一緒にいる時間を増やす
- お皿からだけでなく、手からフードやオヤツをあげる
- おもちゃで一緒に遊ぶ
など、飼い主さんの存在が楽しいことの前触れとなるようにしていきたいです。
おもちゃで遊んだことがない子の場合は、与えても遊び方が分からないことも多いです。
おもちゃの形や素材、種類を増やして用意してみて、どれが1番遊んでくれそうか?を見ていけるといいですね。
おもちゃの動かし方も工夫して気をひいてみましょう。1つ遊べるようになると、2つ目のハードルは下がります。
子犬でも成犬でも、人は遠慮をせずに積極的に関わって、人は優しい、人は信頼できる、人は楽しい、人といたい!と思ってもらえるように、育てていきたいですね。