犬の心の安定のために～犬と私928～
最近、なんだか落ち着かない。
できていたことができなくなった。
後追いする。よく吠える。
不安そうなワンちゃんの様子が見られたら、体調不良も頭の片隅においてよく観察しながらも、精神面で何かなかったか？を考えてあげましょう。
たとえば、家族間のいざこざで家庭内に不穏な空気が漂っている場合、敏感に察知するワンちゃんは不安が募ります。
また、飼い主さんの対応に一貫性がないのも、次はどう出てくるか分からないので不安が付きまといます。
その子が持って生まれた性格もありますが、過敏に反応するのを増長させるのか、させないのかは育て方にも大きく影響を受けますから、心が安定するように、敏感ではなく鈍感になっていけるようにしてあげたいですね。
そのためには社会化の継続と、大丈夫だった！という自信がつく経験を増やしてあげることが大切です。
そして、まずは人が先に落ち着くことも重要です。
嫌なこと、落ち込むことは誰しもありますが、気持ちを切り替えてから犬と向き合うようにするのも一つです。
早く元気になろう、落ち着こうと、気持ちを整える努力をしていくのも、うちの子のためにしてあげられることですね。
お家に明るい肝っ玉母さんがいるようなイメージで、飼い主さんの存在がワンちゃんにとっての安心感につながるように。
ワンちゃんと一緒に、人も経験を積んで自信をつけて、鈍感力を育てていくのもいいですね。
