マナーアップ教室~犬と私917~
今日はさぬき動物愛護センター(通称:しっぽの森)で、マナーアップ教室を開催させて頂きました。
昨日とは打って変わっての快晴で、キャンセル待ちありの満員御礼✨で開催でき、本当にありがたかったです。
子犬ちゃんからシニア犬まで。
年齢も幅広く、お悩みもそれぞれにあったと思いますが、みんな初めての環境にドキドキ緊張しながら参加してくれました。
緊張が強くて何も食べられない子が食べられるようになった!
普段、お散歩で歩けない子も、こんなに歩けたのは初めて!と飼い主さんがびっくりされるくらい、みんなで公渕森林公園をお散歩できたり。
今日が良い経験ときっかけになってもらえていたら嬉しいです。
今日お伝えした中でも大切なポイントをいくつかご紹介します。
人間代表=飼い主さん
ワンちゃんが人間社会に適応して生きていくためには、人が好きであることが大事になってきます。
人が好きであると、出会う人へのストレスが軽減されて生きやすさに繋がるからです。
人を好きになってもらうには、まずは飼い主さんを通じて人が優しいこと、信頼できることを知ってもらいます。
だからこそ、しつけやトレーニングで叱りや体罰を用いず、優しく親切に教えてあげることが大事になります。
しつけは日々の暮らしの中に組み込む
しつけ、トレーニング、社会化といった取り組みは、ワンちゃんの生涯を通じて必要になります。
子犬のうちだけ頑張ればあとは大丈夫!というわけではなく、取り組みの継続が今できることを維持してくれて、新たな問題の予防になったり、より上達したり、人との関係が良くなることに繋がります。
特に子犬から思春期へと移り変わり、身体だけでなく心も成熟するまで(3歳ごろ)は、ワンちゃんの様子も変わりやすい時期です。
また、シニア期に入ってくるとどうしてもできないこと、譲りたくないこともワンちゃんには出てきますので、その時に困った!では大変です。
ずっと良い関係でいるためにも、しつけを特別なことと思わず、コミュニケーションの一部であり、暮らしの中に当たり前に存在するものとして、日々少しでも行う。細く長く・・・でお願いしたいです。
おいでは触れるところまで
今日はドッグランでのマナーのお話もありました。
ドッグランに限らず、おいで!で来てくれない、捕まえられないお悩みは多いです。
普段から、おいで!の練習をされるときに、近くまで来てくれたら終わりではなく、来てくれたらリードやハーネスを触って(慣れてきたら掴んで)から、褒めてあげるようにしましょう。
おいで!と聞くと、飼い主さんが触ってくれるところまでをセットで覚えてもらうと、捕まらない問題は防げます。
帰りにしっぽの森のキャラクターを見つけました!
横にいるワンちゃん、猫ちゃんも可愛い💕
しっぽの森、愛護団体さんでは、新しい飼い主さんを待っているワンちゃん、猫ちゃんがたくさんいます。
新しい家族をお迎えされるときの選択肢の一つとして、心に留めていただけると幸いです。
また、私も昨日の大雨の中、濡れて迷い込んできた子猫を保護しました。
まだ緊張がありますが、ご飯はもりもり食べてくれています。
トイレもさすが!猫砂があれば、教えなくてもバッチリです◎
里親さん募集中です。こちらの福雨(ふくあめ)ちゃんも、ぜひよろしくお願いします!
幸福の福と、大雨の出会いで雨をとって、ふくあめちゃんと仮の名前をつけています。通称:福ちゃんです。
今日、ご参加の皆さま、お手伝い下さったボランティアさん、スタッフの方々、しっぽの森の皆さん、ありがとうございました🙏