ワンちゃんが年を重ねて介護が必要になることがあります。
もちろん若くても病気や事故で介護が必要なケースも。
介護は終わりが見えませんので、介護する側が心身共に消耗して倒れてしまうこともあります。
とくに一人で介護をしている場合は大変です。
多くの方が今までの日常(仕事、家事、子育てなど)と合わせて犬の介護もすることになるからです。
さらに痴呆の症状があって夜鳴きをする場合は、睡眠時間が取れずに消耗してしまいます。
夜中に鳴くことでご近所迷惑も、心配になります。
我が家のラブラドールも一時期、夜鳴きがありました。大きな声で鳴くので、ご近所にも迷惑ですし、何度も起きていくのも大変です。
獣医さんと相談して、寝てくれるようにお薬を出してもらいましたが、量の調節が難しく、全然効果が現れないか、効きすぎて立てなくなってしまうかの極端な結果でした。
立てないと、床ずれもできやすく、大型犬で身体も大きいですから介護する側の負担も増えます。
実際に介護中には1度ぎっくり腰になりました💦
身体が小さい子であっても、中腰での作業が長くなりますので足腰の負担が大きいものです。
寝たきりで、あまり大きくないワンちゃんの場合であれば、立ったままオムツを替えたりなどの作業ができるような台を用意すると、足腰の負担は減るようです。
家族がいるなら、介護になる前からお世話をしてもらうことになれておくことで、いざという時に介護も手伝ってもらいやすいです。
また同居のご家族でなくても、頼める家族、親族、老犬ホームやペットシッターさんなど、お願いできる手を複数探して準備しておきましょう。
また先のことのように思っても、今から介護についてのブログや本を読んでおくことも大切です。
愛するうちの子を最後までしっかりお世話してあげたい!という飼い主さんの気持ちがあっても、気持ちだけでは体力や気力がついていかない時も出てきます。
情報を持っておく、一人で抱え込まない。
誰からのお世話もストレス少なく受けてもらえるように、社会化をしておくことも大切ですね。