夏休みのシーズンに入ると、ワンちゃんをペットホテルに預けて帰省したり旅行される方も増えます。
いつもトリミングでお世話になっているサロンでホテルもお預けできるなど、慣れている場所ですと安心ですね。
しかし、お泊まりとなると長時間ですから事情は変わってきます。
慣れない場所、心細さ、不安や警戒から、
- ご飯が食べられない
- お水が飲めない
- 眠ることができない
- トイレを我慢する
など、全くリラックスできない状態でただただ時間が過ぎるのを耐えるのみ。
そんな可哀想なことになってしまうワンちゃんも少なくはないです。
明日、迎えに来るからね!と言葉で伝えることができないので、ワンちゃんは迎えに来てくれるかどうかも分からず不安の中、長い夜を過ごします。
そのため、体調を崩したり、帰宅後にも様子がおかしくなることも。
ペットホテル、ペットシッターさん、家族や友人に預ける場合も。
いつもとは違う環境で過ごしてもらうなら、その場所や人と過ごすことに十分に慣れる機会を事前に作ってあげましょう。
何回練習が必要かは、ワンちゃんにより様々です。
しっかり食べて、飲んで、遊んで、排泄して、眠れる。
ある程度、これらができて安心と思えるまで練習してあげられるといいですね。
どこかに預ける予定がなくても、冠婚葬祭、飼い主さんの入院、災害など、急なことは誰にでも起こり得ます。
いつもとは違う人、場所に慣れることは社会化にも繋がります。
いざという時にお願いしようかな?と思っている人や場所に、まずは飼い主さんと一緒に行ってみることから始めてみましょう。