子犬育ては大忙し〜犬と私271〜
犬を迎えたら、お世話にしつけに大忙しですね。
特に子犬の場合は、トイレの回数も多く
全てがこれから学んでいきますので
教えてあげたいこともたくさんあります。
大変ですが、
子犬だからこそ社会化がしやすい
慣れてくれやすい時期でもありますから
飼い主さんも頑張りどころです。
はじめてのことは、1つ1つを細分化して
練習しておくと安心です。
お散歩デビューに向けてすることは?
抱っこのお散歩で、早くから外の環境を
見聞きして嗅いで、知ってもらいたいです。
その時にフードやオヤツも持っていきましょう。
車を眺めながら、モグモグ。
人を見ながら、パクパク。
美味しいものと、見慣れないものを
同時に出して慣れてもらいます。
自分で歩くお散歩デビューまでにできることは
首輪やハーネス、リードに慣れることですね。
急に走り出したりと、リードが張りやすい子犬は
首輪よりハーネスをおすすめします。
オヤツをあげながら、毛糸などの紐で
身体のサイズを計って、ぴったり合うものを
用意してあげてください。
ハーネス抜け、首輪抜けには注意です!
特に後ずさりをする時に、飼い主さんと
向かい合った形でリードが引っ張られると
スポッと抜けやすいです。
まずはお家の中で首輪やハーネスをつけて
遊んだり、オヤツタイムを。
慣れてきたら、お部屋の中でリードをつけてお散歩します。
その時に、人は犬について歩くようにして
引っ張らないように気をつけましょう。
室内を上手にお散歩できるようになっておくと
お外のお散歩デビューも、スムーズにいきやすいです。
小型犬でもお散歩は必ず必要ですから、
お散歩が楽しめるように教えてあげたいですね。
動物病院に通うことに向けての練習
動物病院に行くまでに、そして行ってからも
様々なことが起こりますので、個別に練習したいです。
- クレートに入る
- 車に乗る
- 他の人や犬を見る
- 高い台の上にあがる
- 触診や検温(身体を触られる、耳、目、口、尻尾など敏感な部分も触る練習)
- ワクチン接種(首筋をつままれる、アルコールで拭く、チクッとする)
実際に針を刺すことはできませんが
濡れたティッシュで拭いて、皮膚をつまんで
ペン先を出していないボールペンで注射の真似…
といった、お医者さんごっこはオヤツをあげながらでも練習できますね。
無理矢理しないこと
一度に完璧にしようとして深追いしないこと
嫌がらないようにする工夫
しつけで叱って不信感を抱かれないこと
飼い主さんが人間代表で、人は安心できると思ってもらうこと
全ては日々の関わりの中で
【人を好きになってもらうこと】が大切ですね。
その土台が無ければ、必要なお手入れや治療も
お互いに負担になります。
大変だけれど、大切で可愛い子犬期のしつけ。
頑張る飼い主さんを応援しています!