違いの分かる子〜犬と私584〜
昨日までなかったゴミ袋がお散歩コースの電柱の下に置かれている!
お庭にいつもはないバケツがある!
など、少しの違いにすぐ気づき敏感に反応する子がいます。
他の場面でも日常的に繊細、敏感と言われる子に多い印象ですが、これを違いが分かる男子や女子と呼んでポジティブに受け止めています。
細かなことに気がつくからこそ、優しい、寄り添えるところがあります。
このような子たちには社会化の継続をしながら、大らかまでは行かなくても、気にしないことが増えるように育てつつ…
飼い主さんも大らかにいられる自分を育てていくことが求められます。
いろいろなことに気づく子だからこそ、人の感情にも敏感で、人が感じている不安、焦り、悲しみ、怒り、緊張にも同じように反応します。
時に犬と人、気持ちが連動しているように感じるほどで、良い意味ではそれほど絆がある、関係性が深まっているとも捉えられますが、一緒にネガティブになるのは避けてあげたいですね。
我が家にも私の気持ち1つで、反応が変わる子が過去にいましたので、その子の前では動揺しない、平常心でいられるようにすることは意識していました。
もちろん、できなかった時もありますが、晩年は病気や看取りの中で暗い顔を見せないことだけは頑張っていました。
犬のおかげで、人は強く優しくなれるのかもしれませんね。
うちの子にも心は強く優しく育ってほしいなら、私たちもそうあれるように努力しましょう!
そして、また怖がって…また気にして…とネガティブにとらずに「違いが分かるうちの子」とポジティブに捉えていきましょうね。