先手を打とう〜犬と私645〜
ワンちゃんのお困りごと。
いつもこのタイミングで起こる、この時間に困るなど、パターンが読めるものが多いのではないでしょうか?
たとえば、飼い主さんが晩ごはんを食べる時に、いつもイタズラをする。
お散歩で自転車とすれ違う時に飛びつくなど。
同じパターンで繰り返されるということは、その行動をすることで、何らかのメリットが犬にはあるはずです。
イタズラをすると、これでも食べて大人しくしておきなさい!とオヤツがもらえるのかもしれませんし、自転車に飛びつくことで、追い払えていると思っているのかもしれません。
原因を探っていき対処していく中で、まず今すぐできることは、もうパターンが分かっているのですから、困る行動をするのを待つのではなく、先手を打ちましょうということです。
イタズラをしてからオヤツをあげるのではなく、先に長時間楽しめるように工夫した知育玩具をあげることもできますし、イタズラができない環境に片付けておくこともできますね。
自転車に飛びかかれるほど近づくのではなく、少し離れたところで、自転車が通り過ぎていくのを眺めることも可能です。
我が家の子どもたちの様子を見ていても、下の子がお兄ちゃんお姉ちゃんの邪魔をしそうになった時に…
先手を打って気を逸らしたり、別のことで遊んであげたりして、上手く対応できている場合と、
いざ邪魔をされて困ってから相手をして、ヒートアップしている場合が見られます。
予測をして困る前に対応ができると、お互いに平和ですし、それ以上困る行動を強化することもなくなります。
困ってから重い腰を上げる方が、大変になるのはよくあることですので、先手を打つ💡を意識してみていただければと思います。