環境の変化には心のケアを〜犬と私653〜
- お家に迎えて間もない時
- お引越しをした時
- 家族(人も動物も)が増えた時
- 一緒に暮らす家族が減った時
- 生活リズムが変わった時
様々な環境の変化が、犬にも生きている間に起こります。
環境が変わる時、人は前もって引っ越しをすること、なぜそうするのか?といった理由が分かっていますが、犬には分かりません。
子犬はある日突然、親兄弟から離れて暮らすようになり、新しいご家庭に迎えられます。
長く一緒に過ごしてきた家族が進学や結婚で家を出たり、もしくは一緒に引っ越して行く場合も、犬の周りの環境は大きく変わります。
環境が変わる前に、少しでも準備として慣れてもらうことができるなら、準備をしておく。
環境が変わった後、しばらくは心のケアを第一優先に。
しつけ云々の前に、落ち着いて日常生活を過ごせるようにサポートしてあげましょう。
新しい環境でも、生活のリズムを作って、安心して楽しい日々を積み重ねていきます。
そのためには、飼い主さんも心配顔はNGです。
環境の変化により、食べなくなったり、下痢をしたり、人から離れなくなったり、鳴くようになったりと、不安からの様々なことも出てきやすいです。
これらは心配ですが、あまりオロオロせずに、大丈夫だよ、を顔と態度で示しましょう。
飼い主さんのリラックスした様子を見て、次第に犬の心もほぐれてくるはずです。