犬も成長している〜犬と私663〜
子どもを見ていると、いつの間にこんなことも言うようになったのか…こんなことも1人でできるようになったのね…とふとした成長に気づくことがあります。
子どもは学校に行き始めると、お家より外で過ごす時間も長くなり、お友達との関係も増えてきて、どんどん親元を離れて自立へと進んでいきますね。
犬の場合は完全に自立することはなく、いつまでも飼い主さんと近い関係で暮らします。
それでも、子犬から思春期、青年期、成熟して、シニア期へと年齢を重ねた分と積み重ねた経験により、成長していきます。
思春期から自立の姿も見えてきますね。
「いつまでも小さな子ども」
そう思い込みやすいように、犬にも子犬や若い頃のイメージのままで思い込んでしまいやすいです。
しかし、先ほどのように犬もちゃんと成長していっていますので、その年齢や経験に合わせた変化が必要です。
前は無理だったことも、今なら平気になっている。できるようになってくることも、たくさんあります。
それらは3歳になったからできる。落ち着く年齢になればできる。のではなく、経験により学習して、自信や自立心、問題解決能力が増えています。
経験と学習
これが大事なポイントです。
特別な何かを経験させなくてはいけない、というわけではなく、些細なことでも経験、学習に繋がっています。
一緒に新しいおもちゃで遊んだり、お出かけを楽しんだりとする中で培われてくるものです。
飼い主さんは、この世界の行き先案内人。
広い世界をどんどん教えてあげて、外の世界に行きましょう。
犬との暮らしも、もっと充実したものになりますよ。