犬の性格を決めつけない〜犬と私698〜
一度、こういう人だと思い込んで相手にラベルを貼ってしまったら、それを変えて見ようとするのは難しいものです。
犬に対しても
- うちの子は他の犬が嫌いだ
- うちの子は怖がりだ
- うちの子はフレンドリーだ
- うちの子はワガママだ
など、何らかのきっかけで犬にラベルを貼ってしまいやすいです。
ラベルを貼る=ラベリング
ラベリングは、勝手な思い込みで判断した基準を貼り付けることです。
ラベリングをしてしまうと、その子の全てがそのラベルのフィルターを通して見えてしまいます。
怖がりラベルを貼ったら、怖がっていない時でも怖がっているように見えたり、怖がるかもと心配が出てきたりします。
正しく心配して対処してあげることは必要ですが、必要以上の心配は、犬をより不安にさせてしまいますね。
他にも、うちの子はフレンドリーだという一見良さそうな性格のラベリングも実は危険です。
うちの子は人や犬が好きだからと、交流を促していても、実は相手によってはそうでもない時があるものです。
それにより、トラブルが発生したり、人や犬が苦手になる方向へと進むこともあります。
気をつけていても、ラベリングはしてしまうものですが、それが全てではありませんね。
犬も成長していますので、一瞬一瞬でまた様子が変わるということを忘れずに、今目の前のうちの子のボディランゲージや様子を見ていくようにしたいですね。