通年予防〜犬と私877〜

通年予防〜犬と私877〜

昨日の続きです。

フィラリアの予防がそろそろ始まりますよ💡

予防薬を飲む前に、必ず血液検査をしてくださいね!というお話でした。

今日はノミ・マダニの予防についてです。

フィラリア予防とは違って、ノミ・マダニは1年中予防が必要です。

北の寒い地域は、真冬の予防はお休みしても大丈夫かもしれませんが(獣医さんに相談してみてくださいね)香川県では1年中予防することをおすすめしています。

特にマダニは、バベシア原虫という赤血球を壊して貧血を引き起こす虫を媒介します。

一度感染するとキャリアとなり、再発を繰り返すこともあるのが怖い病気です。

また、人間にも大いに関係するのがマダニが媒介するSFTSウイルス(重症熱性血小板減少症候群)です。

お散歩の時には夏でも、長ズボン、靴下、スニーカーで、マダニに咬まれないように飼い主さんもご注意ください。

また、ワンちゃんについたマダニがお家で落ちて、人を咬んだり、室内で繁殖する可能性もあります💦

ワンちゃんに予防薬を与えるだけでなく、お散歩後は身体を拭いたり、ブラッシングをして虫がついていなか?よく見てあげましょう。

そして、室内のお掃除もこまめにしましょう。

30年近く前の話ですが、我が家のシーズーにノミがつき、家に持ち帰って猫にもうつり、室内で卵も孵りノミが繁殖😱

という恐ろしい事態になったことがあります。

当時は予防薬のフロントラインもスプレー式しかなく、お部屋もフローリングより絨毯張りの所も多かったので、絨毯でより一層繁殖してしまったのです😱

シーズーの寝床の敷物は廃棄、1日何回も掃除機をかけ、もちろん本犬はスプレーのフロントラインを病院でしてもらった思い出があります。

ノミもマダニも、捕まえたら潰さないこと⚠️

潰すと卵やウイルスが飛び散る可能性があります。ガムテープやセロテープで挟んで捕獲が1番かと思います。

耳の後ろやお尻回りにイボかと思ったら、マダニだった…ということがよくあります。

もしすでに吸血中であれば、無理に引っ張らずに獣医さんに処置してもらってくださいね。

無理に引っ張ると、頭だけ残る可能性があります💦

なんだか痒くなってきそうなお話ですが、しっかり予防をしておけば防げる病気でもありますので、注意していきたいですね。

なお、市販の予防薬の効き目は、やはり処方薬には敵いませんので、必ず動物病院でお薬をもらってくださいね。

 

 

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