予防と健診〜犬と私876〜
気温が高い日も増えて、雨もよく降ったこともあり、一気に虫が増えてきたのを感じます。
もうすぐ、フィラリアの予防薬を飲み始める時期ですね。
フィラリアは予防薬と呼ばれますが、本当は駆虫薬です。
蚊によって媒介されたミクロフィラリアが成虫になる前に、毎月1回、お薬を飲んで駆虫しています。
そのため、蚊が出始めた一ヶ月後から、蚊を見なくなった一ヶ月後まで、お薬を飲む必要があります。
香川県では5月〜12月の投与が多いです。
その年の初めてのフィラリアの予防薬をもらう前に、必ず血液検査をしてすでにフィラリアに感染していないか?を診てもらってください。
もし、昨年の12月のお薬がちゃんと飲めていなかったなどで、犬の体内にフィラリアがいたとしたら…約半年の間に成虫となったフィラリアが心臓や肺動脈に寄生し、新たにミクロフィラリアを生んでいます。
犬の体内にそのようなフィラリアがたくさんいる状態で駆虫薬を飲んでしまうと、一気に虫が死んで、犬もショック状態、死に至る危険もあるのです。
必ず血液検査で陰性を確認してから、お薬をあげてくださいね。
そして、毎度お伝えしていますが、せっかく血液を取るのなら、一緒に一般的な血液検査も行って健康診断をする機会にもしてあげてください。
ノミ、マダニの予防は通年です💡
マダニがついた💦というお話も聞きますので、こちらの予防もお忘れなく🙏
明日に続きます…