犬と私 113 気持ちを少しでも分かってあげたい
子どもたちが、夏休みに入りました。
今年からお兄ちゃんの夏休みの宿題は、手放し宣言をしました。(宿題やりなよ、と言うことさえしない)
全然勉強をせずに、遊んでばかりに見えますが、我慢我慢…
そろそろ言われなくても、自分でやるべき事をやる、やらなくて困ることも経験してほしいと思っています。
いったいどうなるやら⁉️
さて今日のタイトルですが、ワンちゃんの困った行動を解決する重要なヒントになります。
ワンちゃんのある行動に困っていて、それをやめて欲しい場合、行動を見ることは大切ですが、それだけでは対処療法的な対応になってしまいます。
たとえば、吠えたから、ダメ!と叱る。
これでその場は収まったとしても、そもそもなぜ吠えたのか?(原因、感情の部分)を考えられていませんので、同じことの繰り返しになったり、悪化することもあります。
根本的に改善するには、「吠える」という行動一つでも、なぜ吠えた?の理由の違いで対応も変わります。
遊びたくて吠えたのか、警戒して吠えたのか、何かを知らせるために吠えたのか、もう習慣になっていて反射的に吠えているだけなのか…
吠える理由は様々。
少しでもその理由を、気持ちを分かってあげられる為には、ボディランゲージを読むことができるといいです。
こちらは何度もオススメしている本。
「カーミングシグナル」トゥーリッド・ルーガス(著)
嫌だな〜
居心地悪いな〜
相手に対して、落ち着いてね
自分に対して、落ち着け!落ち着け!
こんな風に、いろいろな気持ちをボディランゲージで示しています。
飼い主さんがヨシヨシ!と撫でてあげている時や撫で終わった直後の様子で、撫でられるのが嫌なんだね、今の触られ方は嫌だったんだね、となることもあります。
それを伝えるのは少し心苦しいのですが、せっかくなら嫌がらない、喜ばれる撫で方、接し方を身につけて頂きたいですし、お互いの関係がより良くなる為だと思ってお伝えしています。
犬のボディランゲージを知って、気にかけて見るようになると、どんどん見えてきて、知らなかった時とは違う世界が見えると言っても過言ではありません。
そして私たちがワンちゃんに対して、このボディランゲージを使って伝えることもできます。
なかなか奥の深い犬の言葉。
これからも学んでいきたいものです。