犬と私 19
赤ちゃんが泣き止まない時の対処法2
前回の続きです。
赤ちゃんには何をしても泣き止まない時がある。
それを知っておくことで、焦りや不安も軽くなるかもしれないというお話でした。
泣き止まない時は、イライラしたり、困り果ててしまい、ついつい「なぜ泣き止まないの⁉️」と感情を赤ちゃんにぶつけてしまうことがあります。
実際に、泣く赤ちゃんの口を手で塞いだり、赤ちゃんを縦に抱っこした状態で、激しく前後に揺さぶってしまうことが起きています。
実際にしなくても、そうしてしまった人の気持ちが分かる気がする、子育て中のお父さんやお母さんは結構おられるのではないかな?と思います。
赤ちゃんの首が前後にぐらぐらと揺さぶられると、その場では泣き止んだりすることがあるそうです。
しかしそのように揺さぶると、「揺さぶられっ子症候群※」という大変危険な状態になってしまうことがあります。
普段とても赤ちゃんを可愛がっている人でも、追い詰められて衝動的に、赤ちゃんにあたってしまうことがあります。
誰にでも可能性はありますので、情報として、赤ちゃんは泣き止まない時もあり、それが普通で異常ではないと知っておくこと。
また一人で抱えこまないように、心に余裕がある時から周りには助けてもらう、周りにそういう人がいない時には、お金を払って受けられるサービスの利用を考えたり、保健師さんに相談することも1つです。
DVDでは、前回の記事の5つを試してみても泣き止まず、イライラしてきたり、困り果ててしまう前に、どうすればいいか?を具体的に説明していました。
何をしても泣き止まない時にすること
- 泣き止まない赤ちゃんをベビーベッドなどの安全な場所に寝かせます
- 赤ちゃんの周りに布団やタオルなど、何もないようにします(赤ちゃんの動きによって顔に布団がかかったりする事故の防止)
- お世話をしていた人は、その場を離れて一息入れましょう
泣いたままの赤ちゃんをそのままにすることは、悪くありません。(事故防止、安全確認はしっかりしましょう)
赤ちゃんのいる部屋とは別の部屋に行ったり、一人になれる場所がなければトイレでも構いませんので、自分の心を落ち着けることを優先しましょう。
犬の場合も同じです。
何をしても鳴き止まず、吠え止まずで、イライラしたり、困り果てて追い詰められた気持ちに支配される前に、積極的に飼い主さんが自ら離れましょう。
冷静な気持ちでいられない状態の時に、なんとかして吠えやまそうとすると、大きな声で叱ったり、大きな物音を出したり、体罰をしたり…と、赤ちゃんを揺さぶってしまうような、衝動的な行動になることもあります。
そうならない為にも、犬を一人にしても安全なお部屋やサークルにいれて、自分はその場を離れましょう。
なにも永遠に放置するわけではありませんから、悪いと自分を責めずに、一旦クールダウンする時間を積極的にとって頂きたいです。
その上で、プロのトレーナーに改善策を相談されてみて下さいね。
お話は次回で終わります。
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