心の成長〜犬と私327〜
犬は人の子どもと違って自立しませんが…
自立心がほぼない、飼い主さんがいないと
この世の終わりのようになって落ち着かない
という状態になってしまうなら問題です。
飼い主さんと離れざるをえない時もありますし
そのたびに強いストレスを感じるのも
可哀想な話です。
自立心はどうすれば養えるでしょうか?
自立させよう!と距離を取ろうとするのは
逆効果です。
まずは、充分な安心感があるか?
が大切になってきます。
それは飼い主さんに対してだけでなく
犬の居場所についても落ち着けて
心休まる場所になっているか?もチェックしてみてください。
安心できる環境での暮らしや
飼い主さんとの信頼関係がある。
それらがあるからこその、
勇気が出たり、チャレンジ精神や
好奇心が湧いてきて
挑戦、経験、自信、自立心…
と繋がっていきます。
怖かったら帰ってこれる場所、信頼する
飼い主さんがいるからこそできる自立です。
子どもがたくさん失敗をしながらも
経験をすることが大事なように
犬も経験は大切です。
犬も1歳より3歳、3歳より5歳の方が
経験の違いで、物事への対処が上手になります。
しかし同じ5歳でも、個体差がありますね。
その違いは性格もありますが、経験の数
学習の積み重ねの違いも大きく関わっています。
楽しい経験、ちょっとのチャレンジを
いろいろ楽しんで、ぜひ良い経験を積み重ねた
心も成長した大人の犬に育てていきましょう。