芸(トリック)をどんどん教えよう〜犬と私567〜
犬に芸を教えると言えば…
「お手おかわり」や、「おまわり」などが思い浮かぶかもしれません。
このような定番な芸から、ゴミをゴミ箱に捨てる、新聞をとってくるなど複雑な芸まで、どんな事でも教えてあげること自体が犬にとって、お互いの関係にとっても良いことになります。
たとえば、お手おかわりで手先を触られ慣れることで、爪切りに繋がりやすいですし、おまわりは右回り、左回り、どちらも同じようにスムーズに回れるようにすることで、身体をバランス良く動かすことに繋がります。
何でも教えてあげることが、犬と一対一で向き合う時間になりますし、人の意図を読み取ろうとする力がついたり、人の言葉を受け入れやすくなることにも繋がります。
しつけも芸も、罰を使わずに楽しく教えてあげられたら、遊びと変わりません。
一緒に遊んだりお出かけしたり、会話したりと、普段から一緒に楽しむことの多い親の言うことは、聞き入れやすいのが子どもだと思います。
反対に楽しい関わりの少ない親子関係で、たまに接する時が注意や指示になりがちであれば、聞く耳は持ってもらいにくいですよね。
犬との関係も同じで、普段の関わりが、いざという時の聞き入れてくれやすさに繋がります。
良い関係性の土台が大事で、それが遊ぶことだけでなく、しつけや芸を楽しく教えることでも実現するのであれば、どんどん取り入れたいですね。
そして教えれば教えるほど、レパートリーが増えるほど、経験値が高まりますので、新しい出来事への馴染み方、学び方も早くなります。
一緒に楽しめて賢くなる&仲良くなる芸(トリック)。ぜひお試しください。