お散歩の練習も室内から〜犬と私682〜
お散歩で真っ直ぐ歩けない、引っ張りが強いなどのお悩みはよくあります。
子犬ちゃんや若い犬は特に元気ですし、早く進みたい気持ちも強く、見るもの全てが新鮮で興味を惹かれて、落ち着いたお散歩は難しいものです。
前提として、お散歩は人の横について歩くことは必要な時にだけしてくれたら、あとは気の赴くまま、鼻の赴くまま歩いてくれていいと思います。
小さな子どものお散歩も、たんぽぽが咲いている!ありさんが歩いてる!ご近所のおばあちゃんが家から出てきた!など、落ち着かず寄り道も多いものです。
それでも、お散歩中に他のワンちゃんと出会う、車が来たなど、危ないから横にいてね、という時はあります。
その横にいてねの練習を、いきなりお散歩の時にしてはいませんか?
いきなり本番の環境ですと、実は誘惑が多くてとても難しいものです。
お家ではすぐにできるオスワリも、外ではできないというお悩みがあるように、お家と外の環境は全く違います。
まずは集中しやすい室内から練習してみましょう。
室内でできるようになったことを、外の静かな場所から、やがて賑やかな場所へと段階を踏んで練習していきます。
お散歩で人について歩いてほしければ、人が室内で歩くのについてきてくれたら、褒める練習からはじめましょう。
飼い主さんをターゲットにして、どこまでもついてきてくれる…追いかけっこのような楽しい遊びと同じ感覚です(必ず犬が追いかける役です)
室内でどこを歩いてもついてきてくれる!となったら、今度はお散歩のリードをつけて室内で同じように歩けるかを練習してみましょう。
人についてきてくれていて、リードが緩んでいるときに褒めてオヤツをあげます。
室内はバッチリ👌になったら、お散歩から帰ってきてのお庭や家の前、家の近くなど、静かな場所でも練習してみてくださいね。
飼い主さんについていくと良いことがある♪とルンルンで楽しく歩けますように。