愛の鞭ゼロ作戦〜犬と私619〜
下の子の健診でいただいた資料がとても分かりやすかったので、何回かに分けてご紹介したいと思います。
子どもを健やかに育むために〜愛の鞭ゼロ作戦〜という資料なのですが、子育てと犬育ては同じですから、大変参考になります。
体罰や暴言を使わない
一見、体罰や暴言による叱りに効果があるように見えても、その効果(言うことを聞く、大人しくなる)は、恐怖によって行動した姿です。
自分で考えて行動した姿ではありませんし、正しい行動を教えたことにもなりません。
そのため、何をしたら良いのか?は分からないまま、ただ恐怖により萎縮する状態になります。
愛の鞭は使わない。しつけと称して罰を与えることはしないと決めましょう。
罰を与えなくても、しつけ・トレーニングは可能です。
人の顔色を見るようになる
恐怖によって言うことを聞かせていると、とても大人しく、所謂いい子になってくれたように見えます。
しかし、それは罰を与えられないために人の顔色を伺っている状態です。
そうなってしまうと、子どもは心配ごとを親に打ち明けられなくなります。
頼れない、助けを求められない、ということは、犬の場合は追い詰められた気持ちになり、自分で戦うしかない(本当は怖いけど)になりやすいです。
その結果が、咬みつく問題に繋がり、より深刻な問題へと発展していきます。
続く…