オヤツが効かないとご相談されることがあります。
以前はオヤツがあれば言うことを聞いてくれていたのに、聞いてくれなくなった・・・ということです。
オヤツが効く効かないということは、実はありません。
どのようにオヤツを使っているのか?オヤツの役目がどうなっているのか?を見直してみましょう。
もし、苦手なことを克服するためにオヤツを使っていて、最初は効果があったと思っていたのであれば、それは効果があったように見えていただけかもしれません。
オヤツに釣られてちょっとできるようになっていたけれど、苦手度は変わっていなかった。
また、オヤツが出ることが苦手なことが起こるという合図として学習してしまうこともあります。
もちろん、オヤツをもらえる喜びで苦手だったことも少しずつ平気になってくることもあります。
しかし、オヤツをあげるタイミングや方法をワンちゃんの様子に合わせて工夫していかないと、もう苦手ではないのに、苦手に見える行動を繰り返すようにもなります。
これは、苦手な様子を見せることで、オヤツが出てくることを学習したからですね。
難しい!と思われたら、ぜひトレーナーさんにご相談くださいね。