犬と私 74 やめてのサイン
犬からのやめてのサイン、見逃していませんか?
分かりやすい大きなサインは、唸ることだったり、噛もうとする、実際に噛むこともありますね。
ここまでのサインを出す前に、実は様々な方法で嫌だな〜の気持ちを表現しています。
何かをしようと準備を始めたら寄り付かない(お手入れ関係が多いですかね)
犬に手を伸ばすと後ずさりする(撫でられることや抱っこからの回避でしょうか)
「くじら目」と呼ばれる白目が見えている表情
よく見ると犬の表情は豊かで、全身を使って表現しています。
小さい犬ですと嫌がっていても、力でなんとかできてしまうものですが、その積み重ねは、その人への不信感をつくることになってしまいます。
どれだけ可愛がって、オヤツをあげても、時に嫌なことを無理強いする人では、全幅の信頼を寄せてもらえません。
お手入れ関係など、苦手だとしても、衛生面、健康管理として必要なことは、苦手を減らす練習をしていきましょう。
今からお手入れをはじめるという方は、苦手にしないように最初から丁寧に取り組みましょう。
安定する抱っこの仕方、痛くないブラッシングの方法、ドライヤーの音に慣れてもらう方法など、トリマーやトレーナーにアドバイスをもらうのも良いですね。
最初の取り組みで、その後のお手入れの度の格闘や、犬が我慢することを避けられるなら、これに越したことはありません。
すでに苦手でも遅くありませんので、ぜひ始めてみて下さい。
痛くしない、怖がらせない、できればリラックスや楽しさをプラスして。