犬と私 87 正しさは犬が教えてくれる
3月も駆け足で過ぎていくようですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
レッスンを通じて出会えた、たくさんの犬たち。
その子たちの変化を間近で見せて頂いていると、犬は本当にシンプルに犬らしく、その子らしく反応しているだけで、人を下に見ているとか、嫌がらせとか、そんなことは全然ないなと思います。
しつけやトレーニングの情報は溢れていて迷いがちですが、選んだ方法が正しいかは、うちの子を見ることでよく分かります。
うちの子が喜んでいるかな?
リラックスして過ごしているかな?
悲しい顔をしていないかな?
幸せそうかな?って、見ていたら感じ取ることができると思います。
そこに、犬とはどんな動物なのかな?
犬はどのように世界を感じ取っているのかな?
といった、動物行動学から見た犬のことを学ぶと、さらに見えてくるものが変わります。
きっとシンプルに、犬は飼い主さんが大好きで、いつもそばにいたいと思っていて、だからこそ、飼い主さんの一喜一憂、一挙一動にも敏感。
そんな犬たちを幸せにしてあげることは、難しいことではなくて、本当にシンプルです。
まずは今日から笑顔で名前を呼んであげること。
名前を呼んで手からオヤツをあげること。
いいこねって褒めてあげること。
嫌がっていることに気づいてあげること。
簡単で当たり前のようなことですが、意外と忘れていることだったりします。
いつでも出会った時の初心を忘れずにいられたら、いいのかもしれませんね。