時間はかけるもの

こんばんは!

子どもたちも今日から学校が始まり、通常運転に戻りました。

今日はとても風が強かったのですが、久しぶりにあおちゃんも登場!で、レッスンをしてきました。

お散歩の練習

あおちゃんは、お散歩で出会う犬の役です。

お散歩で人や犬、車などに出会った時に犬が吠えたり突進したら、リードを引いて叱るというのがよくある対応かと思います。

叱られて痛いからやめる。

例えそれで吠えや突進がなおったように見えても、そもそもの原因(感情)が置き去りです。

吠えや突進もいきなり出るのではなく、その前にいろいろなサインが出ています。

サインを読み取って、過剰反応する前のまだ声が届くような段階で人が介入できれば、穏やかに落ち着きに導くことができます。

それを繰り返し練習することで、根本的な原因であった感情にも良い変化が見られ、行動も変わります。

この練習のメリットは、

  • 叱りではない優しい取り組みであること
  • 問題の根本的な原因にアプローチしていること

です。

デメリットは、

  • 練習の回数が多く必要なこと
  • 効果を感じるまでに時間がかかる子もいること

です。

時間はかかるのではなく、かけるもの

なるべく簡単に早く(なんなら一発で)なおるのが良いと言われることもありますが、心のある相手に無理強いをして叶えられても意味がないと思うようになりました。

そのような方法で問題がなおったように見えても、別の問題が潜んでいます。

その子が寛容で問題が浮き彫りにならなくても、ネガティブな経験をした時にその子が感じたものは、無かったことにはなりません。

痛かったり、悲しかったり、辛かったり。

そういう気持ちが出ない方法を選択していきたいですね。

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