犬と私 52 年の瀬に気をつけたいこと
12月に入ったと思ったらあっという間に、クリスマス前です。
年の瀬になんだかソワソワ、ワクワク落ち着かない方もおられるかもしれませんね。
この時期、思ってもいない危険があったりもしますので、気にかけて頂きたいことをご紹介します。
クリスマスと言えば
チキンですね。
加熱した鳥の骨は縦に割れて尖り、犬が食べると刺さることがあり危険と言われています。
クリスマスの時期に売られるポインセチア。
犬や猫が食べると中毒を起こすと言われています。
症状の出方は食べた量、個体差、身体の大きさによっても違いますが、下痢や嘔吐、皮膚炎だけでなく死に至ることもありますので注意が必要です。
犬や猫が食べると中毒症状を起こす植物はとても多いです。
室内に飾っているお花や観葉植物、お庭やお散歩コースにある植物は、一度チェックしておくと安心です。
インターネットで「シクラメン 犬」などと検索すると分かります。
ちなみに、シクラメンも中毒症状を起こします。
脱走
年末年始は人の出入りが多くなるお家も多いと思います。
いつもは大丈夫なのにうっかりとか、慣れていない人がドアを開けてしまい…などで、脱走してしまうことがあります。
いつも以上に出入りに気を配る。
来客にも注意してもらえるよう伝える、もしくは、来客時は犬や猫の居場所を変える。
首輪についている迷子札の確認もしておきましょう。
体調管理
クリスマスにお正月。
一緒に美味しいものを食べてお祝いするのは楽しみの一つです。
しかし、いつもとは違う慣れない食べ物に体調を崩す子もいます。
普段からいろいろ食べ慣れている子は良いのですが、そうでない場合は、あげる量や体調を気にかけてあげて下さいね。
そして、かかりつけの動物病院。
年末年始の営業時間をぜひチェックしておきましょう。
月に一度フィラリアをあげている方は、12月が最終予防月ではありませんか?
うっかり最後を忘れて、来春まで時間が経ってしまうと感染の可能性が高まります。
忘れずに予防してあげてください。
ノミダニは通年ですので、こちらも忘れずに!
なるべくいつも通り
人の出入りやお出かけなど、いつもとは違う生活になりやすい年末年始です。
それらを一緒に楽しみつつも、できる範囲でいつも通りを心がけてあげると良いですよ。
特にシニアの子は、いつもと違う…はリズムを崩しやすいです。
私たち人も慌ただしく過ごしがちですが、あえてゆっくり動く時間を作ったりしながら、楽しいクリスマス、お正月を迎えたいですね。