相手によって態度が変わるのはなぜ?〜犬と私544〜
お散歩中に出会った犬に、吠えたり吠えなかったりします。
吠える相手とそうでない相手、何が違うのか分からないのですが…というご相談があります。
これは相性であったり、相手の態度も大きく影響していますが、人の場合で考えると分かりやすいです。
強がりたい真っ盛りの中学生男子がいたとします。
その子は街で、ベビーカーに乗った赤ちゃんを見て可愛いなと思ったり、道路を渡るタイミングに困っているおじいさんを助けたりする優しさもあります。
しかし、隣の地区の中学生男子と思われる子が向こうから歩いてきたら?
お互いに先に目をそらすものか!と言わんばかりに睨み合い、一触即発です(ヤンキー漫画を想像してくださいね)
このように相手が誰であるか?ということで、この男の子が見せる態度は大きく違いました。
犬もまったく同じです。
特に分かりやすいのが思春期の男の子。
パピーは相手をしないのに、同年代〜少し上くらいの男の子には、強気でワンワン!言ったりします。
でも、向こうもスルーなゆっくり歩いているおじいちゃん犬には何も言わない。
もちろん、女の子なら?向こうから吠えられたって、吠え返しません(笑)
言われてみたら、とても分かりやすい!となります。
このようにその子にとって強がりたい、ライバルになる相手と、スルーする相手、遊んでもいいかなという相手に、気に入られたい♡という相手まで、多岐に渡ります。
もちろん、全ての犬が吠える対象という子もいますので、一概には言えませんが、吠えたり吠えなかったりと使い分けている場合は、明確に理由があるということです。
犬の感情は本当に豊かですね。