ドッグランに行く前に〜犬と私667〜
昨日の続きです。
ドッグランに行くなら、ワンちゃんも人も楽しく過ごせることが1番ですね。
しかし人間社会と同じで性別、年齢、性格…様々な犬が集まっています。
その中で無理に仲良くさせようは、逆効果になりトラブルを引き寄せます。
飼い主さんの役目は、犬同士の交流がお互いに良い形で終われるようにお手伝いすることです。
犬によって望む交流の仕方は違う
匂いを嗅ぎ合う挨拶だけ。
遊びに誘ってみる。
近づかないで、風に乗って飛んでくる匂いを嗅ぐだけ。
いやいや、僕のことはほっておいてほしい。
このように、ワンちゃんの望む形は様々です。
これらの希望がお互いに合致していればいいのですが、片方は遊びたい、片方はほっておいてほしいとなることもあります。
その時に、遊ぼう!と誘ったけれど、向こうは遊びたくない…と乗ってきてくれないので、諦めよう。
こんな風に、すぐに気持ちを切り替えられる子もいれば、いいじゃん!遊ぼうよ!としつこくしてしまう子もいます。
遊びたくなかった子はしつこくされて逃げ回り、他の犬は嫌!となってしまったり、しつこいぞ!と怒り出して、遊ぼうって言ってるだけでしょ!と応戦されて喧嘩になったりもよくあります。
このようなやりとりが、人よりかなり速いスピードで進んでいきますので、飼い主さんは犬たちから目は離さずにいることが大切です。
犬の気持ちを読み取る
どんな行動が遊ぼう!と誘っているのか?
どんな仕草が、やめて!と嫌がっているのか?
これら犬の気持ちをよく表しているボディランゲージを知っていますか?
ドッグランに行く前に、これらのサインを一通り学んでおきましょう。
知らないまま行ってしまったら、うちの子の気持ちも、相手の気持ちも分からず、良い形での交流を手助けできません。
子どもの喧嘩に親は口を挟まない方がいい、というように、犬のことも犬同士で解決させるのがいい。
そんな風に言われることもありますが、よほど上手な慣れている子でなければ、犬同士で上手くおさまることはありません。
飼い主さんは積極的に介入して、遊びたくて仕方ない子には、やりすぎないよ、落ち着こうよ。
怖がりさんには、助けるからね、大丈夫そうなら行ってみたら?と。
そんな風に手助けをしていきましょう。
続きます。