大丈夫な経験ができる場所〜犬と私723〜
今日はみんなで一緒に歩くお散歩トレーニングでした。
お久しぶりの子や、はじめましての子も、みんなで歩きます。
距離が思ったより近くてびっくりしたり、遊ぼう!と誘ったものの、いざ相手が遊びに乗ってきてくれたら怖くなったり。
先輩犬の後を追いかけて、同じ場所を嗅いでいる子。
みんなから距離を取っていた子が輪に入っていたりも。
いろいろな様子が見られて、そのどれもが経験です。
たとえびっくりしたり、不安になることがあっても、いつものお散歩なら相手への印象が回復する前に通り過ぎてしまいますが、今日はずっと一緒に歩いていますから、その後も交流は続いて大丈夫かも?と認識が変わってきます。
この大丈夫だったの経験がとても大切で、人がいくら大丈夫だと言ってあげても本人(ワンちゃ自身)が自分でそう思えないことには、大丈夫になりません。
犬同士で、目線を逸らしたり、お尻を向けたり、地面を嗅ぎながらそばを通り抜けたり、とカーミングシグナルを出してマナーが良い様子もたくさん見られました。
(反対に目を合わす、真正面で対面するのは、相手に威圧感を与え、喧嘩に発展することもあります)
犬同士、たくさん会話していますし、短時間でどんどん意識も変わって1つのグループとして一体感が出てきます。
いつもとは違う環境で、新しいうちの子の様子を発見したり、一緒に経験を通じて自信をつけてもらえると嬉しいです。
飼い主さんも安心して歩けると、ワンちゃんも安心できます。
お散歩トレーニングは参加者の方々の温かい雰囲気があってこそ、良い経験のできる場所として成立しています。
ご参加のみなさま、ありがとうございました。