しっぽの森~犬と私780~
今日は今年初のボランティアサポーター活動として、しっぽの森(さぬき動物愛護センター)に行きました。
里親さん募集中の犬たち、猫たちが前回よりとても増えていた印象です。
子犬もたくさんいますし、少し大きくなった子犬も成犬舎にたくさん来ていました。
子犬や子猫、小さいほど可愛く見えてお迎えしたいと言われる方が多いですが、大きくなっていても懐いてくれて良い関係をつくることはできます。
また、大きくなっているほど、性格も行動も安定していますので、事前に分かっていることが多く育てやすいです。
ゆっくり人に合わせて歩いてくれるような落ち着いた成犬やシニア犬もいますよ。
元気いっぱいの子犬も可愛いですが、その分大変な面も成長が落ち着くまでは多いです。
小さな子犬のころからしっぽの森にいて、スタッフの方には慣れていても、他の人にはとても怖がる子もいます。
スタッフさんが社会化を頑張って下さっていますが、その子の気質、生まれた環境は大きく影響しているようです。
怖がりであると分かってお迎えされた場合は、根気よく見守り、寄り添う覚悟が必要です。
犬だからリードをつけて外に出れば喜んで歩くだろう・・・なんてことは、夢のまた夢で、恐怖のパニックで逃げてしまわないようにとても気をつけないといけない子もいます。
また、そのような子たちは一度心を開いてくれたら、とても良い関係になれますが、そこに至るまでに時間はかかるものです。
懐かないという理由で、返されてしまうなど悲しい話も耳にしますので、保護犬を迎える場合はトライアル期間も利用して、その子にしてあげられること、覚悟を決めてお迎えして頂きたいと思います。
ラムネちゃん
歩くのは上手でこちらの目もよく見てくれますが、まだ距離は少し遠い(手からはオヤツは食べられない)くらいの怖がりさんです。社会化に気長に取り組んで頂けたら、もっと良くなると思います。
タルトちゃん
フレンドリーで、オスワリやついて歩くトレーニングも上手です。音にも敏感ではありません。触られるのはちょっとドキドキするみたいですが、慣れてくれるのが早そうです。
たんちゃん
犬舎の中でも、外でも人を怖がっています。犬同士やスタッフさんには大丈夫だそうです。
車が動くのを見て逃げる、飛行機の音で震える、お外では固まっている、オヤツも食べられない(犬舎ではオヤツは食べてくれます)など、怖がり度が強いのでお迎えされた方は、時間をかけてサポートしてあげて頂きたいです。
しっぽの森だけでなく、愛護団体さんにもたくさんのワンちゃん、猫ちゃんがいます。
新しく犬、猫と暮らすことを考えたら、選択肢の1つとして里親さんになることも考えてみてくださいね。