赤ちゃん時代とは違う~犬と私878~
子犬の成長はあっという間で、身体だけでなく、精神面も日ごとに成長していきます。
成長は良いことばかりではなく、過敏になり怯えやすくなったり、誰でもお友達♪な子犬時代からライバル心が湧いたり、異性として意識したりと、人から見ると困った行動が出やすくなることもよくあります。
人の思春期と同じで、その現れ方はその子によって違います。
多かれ少なかれ、成長に伴う行動の変化はある。
そして、いつまでも可愛い子犬のイメージを人は持ちやすいですが、ワンちゃんの成長は待ったなし!です。
怖がっていたものが、怖くなくなる。
好きだったものが、あまり好きでなくなる。
執着していたことに、執着しなくなる。
抑えられなかった興奮が、自制できるようになってくる。
興味を持たなかったものに、興味を持ち始める。
このような変化が目まぐるしく起こってくるものです。
だからこそ、飼い主さんにはいつも「今」のうちの子の状態を見て頂きたいと思います(仲良しだったあの子とも、気が合わなくなることもあります)
そして、問題になる前の予防的なしつけの取り組み、そして問題が起こったとしても悲観的にならずに、前向きに対応していきましょう。
人が見せる態度は「穏やかで」「落ち着いていて」「一貫性がある」こと。
それが犬にとっては分かりやすく、安心できて、早く落ち着くことにも繋がります。
これはなかなか大変だぞ💦という思春期らしい問題が出ている子も、繰り返ししっかり対応していると、落ち着いてきます。
犬の心が分かってあげられるように、ボディランゲージを学び、子犬時代のイメージではなく目の前のうちの子をしっかり見てあげたいですね。