大好きな飼い主さんの気を引けることが見つかると、ワンちゃんたちはすぐに学習します。
怪我をしたときに手厚く看病してもらったことで、治ってからも痛いフリをして見せるというケースもありました。
ごはんを食べなかったら、どうしたの?食べないの?とついつい構ってしまいたくなりますが、それで注目してもらえることを知っていて、あえてすぐに食べないワンちゃんもいます。
すぐに食べないことで、他の美味しいものが出てくるかも?と期待していることもあります。
このように自分の行動で飼い主さんを望むように動かせると理解したワンちゃんは、どんどん巧みに飼い主さんをしつけてしまいます。
しつけてしまうと書きましたが、ワンちゃんが悪気があってするのではありません。
大好きな飼い主さんの注目を得たい、自分の欲しいものを得られるからという単純な理由です。
自分の言動がワンちゃんの行動を良くも悪くも作っていると理解して、接し方を考えていきたいですね。