犬と私 111 お別れ
いつもはわりとすぐに話ができたり、SNSでも気にかけて下さっていた皆様にご報告できるのですが、今回は1日経ってもまだ話す気がおきず…
しかしながら、記録として残しておくことが自分の心の整理にもなりますので、ようやくブログを書きはじめました。
6月30日 深夜1時12分
ポッちゃんは両親に見守られる中、息を引き取りました。
息をするのが苦しそうになり、かかりつけの獣医さんに診て頂いたのが22日の土曜日です。
あの時の時点で危篤状態であり、きっと先生も数日ももたないだろうと思われていたと思います。
それがその後は息苦しさも感じさせず、1週間も過ごすことができました。
この1週間、少しのお水を飲むだけで、日々体重は減っていき、最後には2kgを切っていました。
若くて少し太らせてしまった時には6kgを超えたこともあるポッちゃんです。
本当に枯れていくように痩せていきましたが、浮腫んでいたころより、随分楽そうに見えたのが幸いです。
亡くなる日の夜、いつものようにポッちゃん大丈夫?と母に連絡したのが23時40分です。
母からは、変わりはないと返事をもらいました。
その日の日中には、ポッちゃんと会えていて、なんとなくその時は近いと感じましたので、変わりないとの返事に、気のせいだったのかな、良かったと思ったことを覚えています。
しかしその1時間15分後、日付が変わって0時55分に母から着信とメールが入っていました。
私は寝てしまっていて、連絡に気がつかず。
その後、2時半に子どもの夜泣きで目が覚め、そこで亡くなったことを知りました。
幸い苦しんだのは亡くなる前の20分くらいだったようです。
えづくような動作と、手足の痙攣。
それ以外は、鳴くことも暴れることもなく、亡くなったそうです。
心配していた強い痛みや、酸素吸入を必要とする程の息苦しさもなく、最後まで穏やかに過ごせたことが、本当に有難いです。
23歳、私が中学生の頃からの付き合いです。
途中、訓練所で修行している間、結婚をして家を出てからと、一緒に住んでいない時期も長いのですが、いつでもそこに居てくれる。
それだけで心の支えとなっていたのだと、失った今、強く感じます。
とても長生きしてくれて、大往生。
それは良かったの一言ですが、短くても長くても失った悲しみは変わらないですね。
思い出が多いだけに、喪失感も強い気もします。
葬儀で飾る写真は、若かりし頃のスカジャンを着たポッちゃんを選びました。
服を着るのは好きではなかったので、このスカジャンは写真を撮って終わったら、シーズーのリングの服となりました。
寝たきりになってから何百本食べたか分からないくらいのちゅーると、ご飯とお花を手に持たせました。
まだ残っているちゅーるがたくさんあるよ、ポッちゃん。
火葬中、合同墓にいるリング、ミント、ネロ、たんぽぽ、葵にお参りをしました。
みんな、ポッちゃんをよろしくね。
生前、気にかけて下さった皆様、ありがとうございました。