小さな犬ほど、長めのリードを〜犬と私163〜
身体が小さな犬は、大きな犬よりも
長さに余裕があるリードがおすすめです。
小さな犬はリードが張りやすい
飼い主さんの手から、犬の身体までの長さを比べてみましょう
下の2つの絵を見比べて下さい。
![](https://tanpopo-dogschool.com/wp-content/uploads/2021/05/95A63D7D-D401-4FDA-A885-FACFB903C485-300x300.jpeg)
![](https://tanpopo-dogschool.com/wp-content/uploads/2021/05/FFB24B8E-7325-48DE-BFCE-B747C2287995-300x300.jpeg)
身体が小さい犬の方が、
木に近づく為にはより長いリード(赤い線)が
必要なことが分かるかと思います。
その為、よくある小型犬用のリードの長さ
1mや1.2mのリードですと、
飼い主さんからほんの少しだけ
前に出た、後ろに遅れた
横の電柱のにおいを嗅ごうとした…
それだけで、いちいちリードが張ってしまい
スムーズに歩くことができません。
リードを持つ人の背が高ければ高いほど、
より問題は深刻です。
![](https://tanpopo-dogschool.com/wp-content/uploads/2021/05/3a41f1dab95a2997e6e4308304d62d31-300x300.png)
子どもと大人では、
地面からリードを握る手までの高さが
かなり違いますね。
背が高い人が、小さな犬を連れて
1mちょっとのリードで歩くとしたら…
人のほぼ真横にぴったりついて歩いていないと
リードが張って苦しかったり
不快な状態になりやすい
ということですね。
子どもがリードを持つ場合の注意
大人より背の低いお子さんがリードを持つと、
いつもと同じリードでも、思ったりよりも
犬は自由に動ける範囲が広がることを
知っておきましょう。
道の曲がり角で、先に進んだ犬が
出会い頭に誰かとぶつかる事故も
起こりやすいです。
お子さんが何歳からだと、
安全に1人でリードを持てるのか?
を今日は話題にしませんが
お子さんの年齢や、犬の歩き方によって
安全度は大きく変わってきます。
不安な時は、慣れている大人がもう1本の
リードを持つ、ダブルリードがオススメです。
せっかくのお散歩ですから、
ワンちゃんが楽しく、満足できるものに
してあげたいですね。