抱っこの約束〜犬と私198〜
抱っこはスムーズにできますか?
抱っこをしようとしたら逃げる
抱っこをする時に身体が引けている
そんな様子が見られるなら、抱っこの仕方を
見直すタイミングかもしれません。
抱っこをすることを先に知らせよう
心構えをさせてあげる
私たちがもし急に背後から捕まれたり
急に目の前から手が伸びてきたら、びっくりしますね。
犬たちも同じですから、びっくりする時があります。
小さなワンちゃんだと、軽いのでついつい
さっと抱えてしまいますが、抱っこすることを
伝えて(抱っこする合図の声かけをつくっても
いいですね)、心構えをしてもらってから
ゆっくり抱き上げるようにしてみましょう。
抱いて立ち上がる時も、少しゆっくりを
意識してみてください。さっと立ち上がると、
急に高い所へ目線が行くことになりますので
不安に思う子もいます。
抱っこから下ろす時も、ゆっくり下ろします。
高さが低くなると、自分から飛び降りようと
もがく子もいますが、安全のために4つ足が
床に着くまでは、手を離さないように気をつけたいです。
抱っこに限らず、お散歩後の足を拭くときも
右手〜左手〜後ろ〜
などと声をかけてから拭いていると
自分で足をあげたりして、協力してくれるようにもなります。
「何をするかを伝えてから行う」
しっかりコミュニケーションを取っていると
年々、阿吽の呼吸になってくるのもうれしいものですね。