嫌な経験の積み重ねをしない〜犬と私174〜

嫌な経験の積み重ねをしない〜犬と私174〜

今日はイットカルチャースクールさんでの

オンラインレッスンでした。

「小さなことが大切!

暮らしの中にある、些細な犬との

やり取りが良い子に育てる!」

をテーマにお話しさせて頂きました。

 

些細なことのようで見逃しがちなことが、犬にとって嫌な体験になっていませんか?

お散歩の首輪やリードをつける時に格闘していませんか?

子犬が初めてお散歩のリードをつける時

ちっともじっとしていないですよね。

 

しかし、ジタバタされても

身体も小さいのでだいたいが何となく

押さえつけて装着できてしまうと思います。

 

お散歩から帰ってきてからの

足拭きはどうでしょう?

これまたジタバタと逃げようとしませんか?

 

それでも人は力で勝ってしまうので

足拭きができてしまいます。

 

もう遊びは終わり!

ハウスに入って欲しいときはどうしますか?

 

追いかけて捕まえて

そのままハウスに入れちゃう?

 

これも、子犬が相手なら容易にできてしまいますね。

 

こんな風に、日々何となくしている対応が

犬の目線からは、嫌なことであったとしたら

犬の行動はどう変わっていくでしょうか?

 

困る行動は犬にとっては回避行動かもしれません

首輪やリードをつけようとすると

逃げる、唸る、咬みつく。

 

ハウスに入れようとすると

逃げて捕まらない。

もちろん、呼んでも来ない…

 

こんな風に困っているとしたら

それまでの暮らしの中で起こった嫌なことから

逃げるための学習の結果かもしれません。

 

捕まらなければ

嫌なことである「リードをつけられる」

「ハウスに戻される」などといったことが

回避できるわけですから

犬はすぐに学習しますよね。

 

こうなる前に(なってしまっていたとしても)

無理強いをしない、力づくではない方法で

練習をしてあげて欲しいと思います。

 

なんだ、大したことない

じっとしていればすぐに終わるんだ

それで褒めてももらえる!

と、良い学習も早いです。

 

せっかくなら

嫌なことから逃げる学習ではなく

嬉しいからする学習を

増やしてあげましょう。

 

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