大変な時期をゆるく乗り越えよう〜犬と私352〜
痛い甘噛みの子犬期
警戒が強くなってよく吠える思春期
特定の行動で悩んだり
人と犬の関係がなんだか上手くいっていないと感じる時期。
このように、犬の成長に伴って出てくる
様々な悩みが大変でも
心配しすぎない、深刻になりすぎない
ことが大切です。
大変だ!とあれこれしつけを試して
犬を余計に混乱させたり
関係を悪くしないためにも
取り入れる方法はよく考えたいです。
しつけが、犬との力比べや戦いにならないように。
お悩みは一時的な場合も多いです。
子犬だから甘噛みしたい。
思春期だから警戒が強い。
「そういう時期」というのがありますので
特に何かをした訳ではないのに
ある日突然、今までできていたことが
できなくなり、またある時期を越えると
元に戻ったりします。
うちの下の子も、病院の診察が上手にできていて
困ったことがなかったのですが
2歳のある時、急にダメになりました。
特に痛いことをしていなくても
聴診ですら嫌がって大変です。
これでは診察も一苦労で、連れて行くのが
大変だな…と憂鬱に思った記憶がありますが
またある時から急に元に戻って
上手に受診できるようになりました。
(耳鼻科も、注射もお利口!)
歯磨きも嫌がった時もありましたが
無理矢理押さえつけてはせずに
できる範囲で、気を逸らしたり
励ましたりしながら、嫌がる時期を乗り越えました。
(虫歯建設株式会社の歌がとても良かったです。親子ではまっています。)
上手く行ったり、行かなかったり。
いつまでこの悩みが続くのか…とうんざりしたり。
このままで大丈夫なのか?と心配になったり。
いろいろな感情がその場では湧いてきますが
過ぎ去った立場から見ると、なんとかなるよ
大丈夫。もっと気楽に楽しんで!と
過去の自分にアドバイスすると思います。
思春期を抜けた成犬の飼い主さんや
シニア犬の飼い主さんもきっと同じはず。
子犬のやんちゃさや、思春期の大変な時期も
今では懐かしいと。
大変だったけど、幸せな時期だったよ!と。
その余裕は大変な時期を過ぎ去っているから
こそあるのかもしれませんが
今まさに子犬や思春期の悩みで振り回されて
いるような気持ちになっている飼い主さんにも
ゆる〜くでいいよ!と声を大にして伝えたいです。
叱って罰して、関係が拗れることがありませんように。