お散歩は首輪?ハーネス?〜犬と私353〜
お散歩のときに首輪がいいですか?
ハーネスがいいですか?という質問をよく受けます。
答えはその子に合わせて選ぶ…ですが
選び方のヒントをご紹介します。
お散歩デビュー、子犬
まだお外の世界をよく知らない子犬は
怖くて急に立ち止まったり
目にするもの全てに興味があり
あっちへこっちへと飛び跳ねます。
急な動きのたびに、首輪ですと首に痛みや
不快な刺激を感じることになりますので
ハーネスをおすすめします。
引っ張りの強い犬
お散歩で引っ張りが強い犬には
コントロールしやすいという理由で
首輪がいいと言われたりしますが
引っ張りが強いからこそ、
首に負担のかからないハーネスがおすすめです。
ただし、お散歩に連れて行く人が危険なほど
引っ張る場合は、一時的に引っ張り防止の
犬具を使うことも検討します。
引っ張り防止の犬具(首輪やハーネス)は
外すと元通りで、根本解決にはなりませんので
同時に引っ張りを軽減するお散歩の仕方を
トレーナーさんから学んでくださいね。
引っ張りがなく落ち着いている犬
どちらでも大丈夫ですが
落ち着いているとは言え、何かの時に
リードが張ることも考えると
負担の少ないハーネスが良さそうです。
首輪抜け、ハーネス抜けに注意
首輪やハーネスは、サイズ調整を
しっかり確認しましょう。
緩いと簡単に抜けてしまいます。
反対に、成長期の子犬は
きつくなっていないかも見てあげたいです。
犬と向かい合う形でリードを引くと
首輪はスポンと、ハーネスも
Tシャツを脱ぐように簡単に抜けてしまいます。
首輪抜け、ハーネス抜けが心配な子や
保護犬で怖がりさんなどは
Wリードがオススメです。
首輪とリードを繋いで、1本のリードで
持てるようになる器具も売っていますので
そちらを利用しても良いですね。
首輪の選び方
ハーネスでお散歩に行く場合も、
迷子札をつけるために首輪もつけておくことを
おすすめしています。
首輪はなるべく軽いものがいいですね。
名前や電話番号を刺繍してくれるものもあります。
首輪にリードをつけてお散歩に行く場合は
引っ張った時に外れたり、千切れないように
耐久性が高いものを選びたいです。
ハーネスの選び方
前足を入れてから、背中でバックルを
留めるタイプのハーネスは
子犬でわちゃわちゃしている時期や
触られることが苦手な子には向いていません。
頭を通してから、胸の下を通したバックルを
留めるだけて装着できるハーネスですと
足を触らなくても脱着できるのでオススメです。
小さな子は、柔らかくて軽い素材のものが
オススメです。下のハーネスは前足を通す
タイプですが軽くてソフト。
首輪もハーネスも、そしてリードも消耗品です。
安全に利用するため、お散歩前は
犬具のチェックをしてあげて下さい。
そして、どんなものを使ったとしても
一番はリードを持つ人の手が
やさしく丁寧か?が大切ですね。
荒々しかったり、強引だったりしては
お散歩が嫌になってしまいますし
身体にも悪影響が出てしまいます。
犬を思うように動かす為の手ではなく、
安心して歩くために手を繋いでいるような
イメージでリードを持ちたいですね。