注意よりOKを出そう〜犬と私393〜

注意よりOKを出そう〜犬と私393〜

いつもなら吠えるような場面で、珍しく吠えなかった。

いつもなら大興奮で飛びかかってくるような状況で、落ち着いていた。

このような、いつもなら困るな…やめてほしいな…と思うような行動をする状況下で、たまたまでも「しない時」がありますね。

困る行動をしないで、代わりに望ましい行動をしている時。

これを人はスルーしないで、すごいね!と褒めてあげたいです。

人で考えると、よくおもちゃの取り合いをしている兄弟が、珍しく仲良く遊んでいる時。

取り合いをしている時は、貸してあげなさい!仲良くしないさい!とすぐに口を出すのに、仲良しの時には、仲良く遊べていいね!とはなかなか言わない…

意識していないと、注意ばかり口にして、褒めたり肯定する言葉は少なくなりがちです。

それが続くと、言われる方からすると、もう聞きたくない、聞く耳を持ちにくい関係を作ってしまっています。

ご夫婦や職場などの大人同士の会話でも、このパターンにはまっているケースは多いのではないでしょうか?

言う方からは、その場では改善したように見えたり、スッキリするかもしれませんが、その後も繰り返し否定の言葉を口にすることになり、それは自分のストレスにもなります。

言われる方は、言われるたびに嫌な感情が湧いて、いつかは言葉をかけられなくても、その人がいるだけでストレスに感じるようになってしまう可能性も十分あります。

(いつも言われていると、また嫌なことを言いに来た!と身構えますね)

身構えられるのではなく、安心や喜びを感じてもらえる存在になれると、お互いにとってhappyです。

犬相手、人相手でも、肯定的な言葉を増やしていきたいですね。

 

 

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