赤ちゃんのお世話と同じ気持ち〜犬と私394〜
赤ちゃんが生まれたら、まずは無事に元気に育ってくれることに専念しますね。
お部屋の温度管理、衣服の調整、清潔を保つための着替えや入浴、もちろんお腹いっぱいにミルクを。
そして、何をしていても可愛くて褒めたくなります。
「いっぱいミルク飲んだね」「おしっこが出てスッキリしたね」「よく眠れたね」などと、食べる、寝る、出すといった当たり前のこと一つ一つさえも、褒めて話しかけます。
この赤ちゃんに対する気持ちや言動は、犬を迎えた方も同じではないでしょうか?
寒くないかな?ご飯は足りているかな?寂しがってないかな?綺麗にしてあげないと…と犬を育てる上でもたくさんの配慮をされていますね。
この気持ちを1年後、2年後、数年後もずっと持ち続けられるかどうかは、犬との関係にも影響してきます。
人の場合も、学校に行き始めると成績や他の子と比べてどうか…といった評価が気になり始め、当たり前のことでは褒めなくなってしまいがちです。
昨日の話にも通じますが、そうなると「できていないこと」ばかりが親の目について、指摘や注意が多くなります。
でも、本当に大事なのは、元気に育ってくれること、笑って過ごしてくれることですね。
さらに本人の好きなこと、やりたいこと、その子の人(犬)生が謳歌できるように応援したり、見守りたい。
そうやっていつも味方であろうとすると、犬との関係は年を重ねるごとに深まります。
犬育ても子育ても、もう!となったら初心を思い出すために昔の写真を眺めるのも良さそうですね。
そして思い出しましょう、元気が1番!だと。
(その上でお悩みの行動はトレーナーさんに相談してみてくださいね。1人で抱え込まないことも子育て同様に大切です)